開発担当岩田のこの企画に対する想いと

開発までのストーリー

SPECIAL STORY

THOUGHT

企画担当岩田の開発への想い

2023年10月1日に、株式会社 極東 自動車関連事業部(ピットワン)がトヨタGR86のエアロを発売致します。
企画開発部部長 岩田が今回のプロジェクトを担当致します。
私のプロフィールはHPに載せてありますので、事前に見て頂くとプロセスがより分かりやすくなると思いますので是非ご覧ください。

小学生でカスタムに目覚める

私は幼少期から車が大好きで、ミニカーを与えられたら大人しくなる幼少期でした。
より、車に興味を持った時期は私が小学生の時ミニ四駆が大流行しました。
ただ、作って走らせるだけでなく色々な車種、カスタムパーツやコースによって使い分けるモーターやベアリングなど、子供だけでなく大人までハマるのがミニ四駆でした。
私は小学生でしたので、ミニ四駆は買ってもらいましたがカスタムパーツなどは、お手伝いやお年玉で少しずつ部品を買い楽しんでおりました。
今思えば、ミニ四駆の為に家のお手伝い(草むしり50円など)をして貯めたお金でパーツを買うって、幼少期の頃から気合い入ってたな~なんて思います。
ミニ四駆で、カッコいい車・真っすぐが早い車・真っすぐが遅いけどカーブが早い車など色々な車種を作っていたのは今の自分の原点ですね(笑)

カスタムのために鈑金塗装の世界へ

ま~車好きが大人になり当然、免許を取って実車のカスタムをするわけです。
カスタムする為に一生懸命働いてお金を貯めて(やはり幼少期と変わらない)働いて働いて働いて(笑)
お金を貯めるだけじゃなく、当時働いていた会社を辞めて鈑金塗装の会社に転職し自分で作業を覚えよう! これで大好きな事が仕事に出来る。
ミニ四駆から実車のカスタムになり、それが仕事になりました。
22歳の時、初めて車のカスタムイベント(大阪オートメッセ)に行った時の事は凄く今でも印象に残っています。
会場内は沢山の人、沢山のメーカー、沢山のカスタムカー。 初めて大きなイベント見て衝撃的でした。
その中で最も印象的だったのが、雑誌で良く見るメーカーさんのスタッフさんがカッコ良く見えたのを凄く覚えています。

メーカーへの憧れ

「自分は車が大好きでただの一般客。」

何故か、その時に思った気持ちが今でも忘れられない。 車が大好き・カスタム大好きでも、ただの車好きなんて何万もいます。
でも、メーカーさんは華やかな世界で雑誌にも出ていて(当時は雑誌がメインでSNSはありませんでした)憧れでしたね。

客ではなく、メーカー出展側で有名になりたい。この業界で憧れられる存在になりたい・・・約25年前に心に誓ったのを覚えています。

でも、私の選んだ仕事は裏方の鈑金塗装。当時、技術を持っていても表舞台には立てない職業。
でも、イベント等で出展している車って完成した車を展示していて裏では私達(鈑金塗装の職人)が作っているわけです。
だったら、作り手がもっと目立っていいんじゃないかって。 鈑金塗装の職人って凄いんだぞ(みたいな)もっとこの業界の事を知ってほしい!なんて思っていたわけです。

ピットワンのことを知ってもらいたい

前置きが長くなりましたが、この気持ちが今回エアロ開発をするきっかけでもありましたね。
ただ、どうやって皆に知って頂くか、から始めるわけです。まずSNS等でピットワンを知って頂く・・・そんな頃から私のブランディングの勉強が始まる訳です。
そんな勉強の話しは今から約10年ほど前ですね。
メーカーさんや、友人の協力も沢山あり、SNS等でピットワンや私の事を知って頂けるようになりました。(でも、まだまだ)
そんな中、同業の仕事の方でホームページや動画等で一般のお客様を取り込んでいらっしゃる社長様に出会いました。私の仕事は下請け業が多く一般のお客様と接する機会は少ないです。
その社長がピットワンを見て動画をやった方がいいってアドバイスを頂いたんです。当時は忙しく動画撮っても集客には繋がらないなんて勝手に思っていた自分もありましたね。

でも、そんなアドバイスから4~5年後くらいかな。
さらに沢山の方に出会いユーチューブを始めるきっかけになったと今でも感謝してます。動画を進めてくれた同業者の社長は事故で亡くなってしまい動画を見せる事が出来ませんでした。天国で笑って見てくれてると思います。

ユーチューブを初めて現在2年2か月 登録者12.5万人
有難い事に沢山の方に、鈑金塗装の世界を見て頂いてます。この2年で沢山の方に出会いました。私の今までの人生は沢山の出会いで支えられています。

ENCOUNTER

開発のきっかけとなった出会い

で、本題のエアロ開発の話しになります。

エアロ開発者との出会い

今回エアロ開発でお世話になってます、大阪八尾市にあるselfish(セルフィッシュ)の森本社長との出会いが偶然でした。
ピットワンのユーチューブは鈑金塗装以外の職人さんも沢山取り上げております。 そんな中、大阪八尾市のマフラー職人RUI(アールユーアイ)さんのユーチューブ撮影をしておりました。
すると、RUIさんに偶然マフラーを作ってほしいという依頼にセルフィッシュ森本社長が来店されました。その時に名刺交換させて頂き意気投合。
しかも、RUIさんから歩いて5分という事もあり撮影の合間にショップを見学させてもらったんです。
セルフィッシュさんはエアロ開発から成形、型、量産、販売までされてます。 見学させてもらい職人シリーズでユーチューブ撮影させて頂きました。
やはり物作りに関して一生懸命な方とは話が弾みます! 商品一つ一つ丁寧にお客様が喜んでくれるよう作業されて居る事に、お互い共感できます。

で、たまたまピットワンでデモカーを作る事になります。期間は2か月。
その時点では、エアロ開発なんて全く頭になく他のメーカーさんのエアロを何付けようか迷っていたくらいでした。
そんな時、森本社長が自分がエアロ開発するからピットワンのデモカー一緒に作りましょう! なんて言ってくれたんです。 でも、開発からお披露目まで2か月以内って。。。 どう考えても無理でしょう・・・何て思いますよね(誰でも)
森本社長「間に合うよ!」何て言うから、「じゃ!やりましょう」って事でエアロ開発がスタートします。(いきなりすぎてビックリでした笑)
いよいよ、メーカー業の始まり?

エアロ開発もハイテク

私の中で、エアロは茶色い色のクレー(粘土のような物)で作ると思っていました。
それが、ハイテク技術で車をスキャンしパソコンに取り込んでパソコンでエアロのデザインをして3D プリンターでマスター(初期の型)を作るという職人がデジタルを駆使したエアロ作りでビックリでした。逆に、森本社長いわくこの作り方だから2か月以内で間に合うと! 職人の技術とデジタルを駆使出来たら最強ですね。

昔と今のエアロ制作の違い

以前のエアロ作り方としては車両を預かり、打ち合わせを行い養生して必要な部分ベースマット(FRP)を貼って発砲ウレタン等の材料を使い手で研磨して造形を行う!
この作り方は全て職人の手で削って行うため緻密な作業となり制作期間がどうしてもかかってしまう!
左右対称も手で行う為に職人の技量もかなり必要となります。
デジタルでのデータ作りと3Dプリンタを使用してのマスター作りは、機械等の先行投資がありコストがダウンするのかは微妙ですが、従来に比べると職人の手と制作期間の短縮、車を預かる期間が比較的に短くなりました。

量産型、製品については今も昔も変わらず1から職人が手を使って制作しているのは変わりません!
今まであまり見ることのなかったエアロ制作の職人の作業ですが、ピットワンの動画で公開しています。
是非ご覧ください。
手間が掛かり、そして丁寧に作業されているのが本当にわかっていただけると思います。

カスタム好きな岩田だからこそ、こだわりました。

デザインに関しては、しっかりとしたテーマ作りからデザイン、取り付け方、お客様に選んで頂けるような商品作りを目指して開発しました。
開発なんて初めてでしたが、実際見る角度・出幅・取り付け方など難しさを実感しました。
ラインナップは、FRP・CFRP・クラッシュCFRP・塗装済み の4ラインナップをご用意。

ピットワンのようなショップさんが取り付ける時に、取り付けやすさ・クォリティーを逆の立場になり喜んでもらえると思っております。
発売までに、まだまだやらなければいけない事が沢山ありますが楽しんでやります。
私達が楽しんで仕事してなければ、25年前に憧れていた自分のような若い世代も車離れしてしまいます。

約、25年前の自分の思いが沢山の方のお陰でGR86のエアロを販売する事になり心から感謝しております

業者様専用 オーダーシート

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